友人に付き合わされる形で足を運んだ
とある廃車工場。山道にある辺境の
処理場だけど細かくは伏せる。
払下げになったり､乗れなくなったりで
市場に出回らずに､1ヶ所に集められた
産廃に近いバイク達。大体ここから
解体されたり､鉄くずになったりする。
作業工程は見れなかったんだけど､色んな
ポンコツが置かれてたから､ひっきりなしに
不要バイクって存在するんだねと。
ただ､そのダメな車体中でも､質がいいバイクは
新しい車体に生まれ変わるんだと聞いた。
フレームだけ活かすこともあれば､個別の
パーツだけを活かすこともあるとか。
どちらにしてもレストアは必須なので
整備の免許を持ってないと､難しいだろうね。
そう考えると整備の免許さえあれば､ダメな車体も
ちょっと手を加えるだけで生まれ変わらせることが
できるってことだよね。工業系の大学に行った
友人は､それがしたいがためだけに免許を取ってた。
ある意味､趣味を仕事にしてるんだが､ちょっと
羨ましかった､その才覚と器用さが。
あ､バイクついでに聞きかじった豆知識。
改造したりレストアしたりして､修理した場合でも、
最初に付いてた純正パーツを持っておくと
買値がアップするので､不要といっても
捨てずに所持しておくことが理想なんだって。
まぁ､何となくは解るんだけど
細かい理由を聞いたら､カスタムよりも
標準パーツじゃなきゃ買わないよって
客も中には多いって聞いた。
あんまり手を加えすぎるもの
考えモノってことかな。
