Michael 北里のブログ

つらいけどがんばってるから、誰かほめてください。

「リフォーム」されるのは住宅だけじゃない

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「リフォーム」っていう言葉は
ほとんど家の改築っていう意味合いでしか
使われないんだけど、まれに宝石店でも
使用されたりする。

こっちは傷ついたり古くなった
ダイヤモンドなんかを、研磨したり
カットしたりして、新しいアクセサリーに
作り替えるサービス。指輪なんかだと地金を
選んだり、イニシャルを刻んだりするサービスも
行ってるけど、これも立派なリフォーム。


宝石って「ものすごい硬い」みたいな
イメージが先行するけど、衝撃に対しては
恐ろしく弱かったりするから、ちょっとした
傷に強い衝撃が加わるだけでカンタンに
壊れたりする。そういった意味では、宝石を
修復するっていうのは、美しくするっていう
用途に加えて耐久力をプラスするっていう
意味合いもある。

昔の宝石職人は金づちとノミみたいなものを
使って石をカットしてたと聞くけど、今は
3Dプリンターみたいなマシンで宝石を
リフォームできるので、やっぱり時代の流れと
技術の進歩は職人を駆逐させるなぁと、自分の
仕事をお釈迦にされないか、今も戦々恐々としてる。

話をダイヤに戻すけど、ダイヤモンドって
どんな形になったとしても磨けば
再利用できるし、仮に粉々になったとしても
ダイヤモンドカッターとか研磨剤みたいに
工業用としても使えたりするからね。
「世界最強の鉱物」の称号は伊達じゃない。

もっとも今は、「ハイパーダイヤモンド」みたいに
普通のダイヤよりも硬い裏ボスみたいな物質
登場してるけど、宝石としての美しさっていう
意味なら、今も純正のダイヤモンドが一番って
評価されてたりするんだな。宝石界の王。

画像:婚約指輪(エンゲージリング)|『Ponte Vecchio』 大阪本店(心斎橋)